2007-08-29 ◆Tata/Essar、鉄鉱石の探査権取得 【ニューデリー】地場鉄鋼大手Tata Steel Ltd(TSL)とEssar Steel Holdings(ESH)は、両社合わせて年間800万トンの鉄鋼プロジェクトに用いるためチャッティースガル州Bailadila鉱山の2億5000万トン以上の鉄鉱石資源を探査する許可を中央政府から取得した。 エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが8月25/27日報じたところによると、TSLはBailadila-I鉱床の探査権を取得した。同鉱床には1億5000万トンの鉄鉱石資源が存在するものと予想されている。TSLは1万クロー(US$24.78億)を投じてチャッティスガル州Bastarに年産500万トンの鉄鋼プラントを設ける計画だ。 一方、ESHのJ Mehra重役(CEO)によると、中央政府はチャッティースガル州Bailadila-III鉱床の探査を承認した。環境森林省の認可を待って探査活動に着手する。探査地域は2000エーカー以上にわたり、同地には約1億5000万トンの鉄鉱石が埋蔵されているものと予想される。探査は開始後6ヶ月以内に完了する。同地区の鉱業ライセンスは当初National Mineral Development Corporation(NMDC)に与えられていたが、NMDCが採掘を開始しなかったことから、去る2月、同社のライセンスは取り消された。ESHは7000クロー(US$17.34億)を投じて年産320万トンの鉄鋼プラントを設ける計画で、チャッティースガル州政府と関係覚書を交換している。 Bailadila地区には14の鉱床が存在し、高品質な鉄鉱石が豊富に埋蔵されている。このため主要鉄鋼メーカーは挙って同地の鉱業権取得を目指しているが、政府が最終方針を決めていないため、これら鉄鋼メーカーの希望が直ちに叶えられる見通しはない。