2007-10-03 ◆国立冶金研究所、高機能特殊鋼開発に注力 【ジャムシェドプル】ジャールカンド州Jamshedpurを拠点にするNational Metallurgical Laboratory(NML)は、個々の業界のニーズに応じる『高機能特殊鋼(performance-driven special steel)』の開発を目指すプロジェクトに取り組んでいる。 インディアン・エクスプレスが9月27日報じたところによると、NMLは自動車/鉄道/石油化学/宇宙産業/電力/原子力/製鋼等のユーザー業界と意見を交換し、これらの業界の需要を理解した上で、ニーズに応じた合金を開発する。 NMLのSwatantra Prakash主任(ビジネス開発モニタリング担当)によると、NMLはより肌理細かくユーザー業界のニーズに応じるため、詳細なデータの収集を図っている。特に問題の所在を確認することに力を入れている。 インド政府は第11次五カ年計画の下、NMLの『高機能特殊鋼』プロジェクトに25クロー(US$619万)の予算配分を認めた。 NMLのSP Mehrotra理事によると、同プロジェクトのために組織されたチームによるモニターや、業界/学術界との意見交換の他に、合金の開発にはミクロ計画が必要とされる。NMLは最近、同プロジェクトに関わるユーザー業界との最初の会議を行った。 NMLは1960年代に高温状態での利用に供されるニッケル・フリー・スチール『Thakran Steel』を開発した実績を有するが、ニッケル不足が深刻化する中、同製品に再び注目が寄せられていると言う。