2007-10-05 ◆インド政府、鉄鋼王Mittal氏に新たに2製油所への出資要請 【ニューデリー】石油天然ガス省は、Hindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)がパンジャブ州Bathindaに建設する年間原油処理能力900万トンの製油所に49%出資した鉄鋼王LN Mittal氏に対して、やはりHPCLがアンドラプラデシュ州Vishakapatnamに計画する年間キャパシティー1500万トンの製油所とBharat Petroleum Corporation Ltd(BPCL)がマドヤプラデシュ州Binaに建設するキャパシティー600万トンの製油所にも出資するよう求めている。 ビジネス・スタンダードが10月2日伝えたところによると、石油天然ガス省オフィシャルは「(Mittalとの)ある種の話し合いが進められており、石油省はMittalに国内石油産業への出資を求めることに強い関心を寄せている。政府はMittalグループの強力な資金力を梃子に石油プロジェクトを成功させることを目指している」と語った。 Bina製油所プロジェクトの実行役を務めるBharat Oman Refineries Ltd (BORL)のRP Singh重役も今年8月、「BORLは潜在的な戦略パートナーに15~20%の持ち分をオファー、交渉を進めている。交渉は来年半ばまでにまとまる見通しだ」と語っていた。 HPCLは既存のVishakapatnam製油所の年間キャパシティーを750万トンから1500万トンに拡張した後、別に1500万トンの精製施設を増設することを計画しており、フランス企業TotalやOil India Ltd(OIL)が出資するものと予想されている。 Mittalグループのコメントは伝えられていないが、今年初インドを訪れ、Bathinda製油所プロジェクトへの出資分を小切手で支払ったLN Mittal氏は、同グループがインドの石油部門への投資に関心を寄せており、機会を探っていると語っていた。