2007-10-15 ◆Reliance、メガ製油所の運転停止 【ムンバイ】Reliance Industries Ltd(RIL)は、インドネシア/ベトナム/スリランカが輸入を拡大しているこの時期に、世界第3のマンモス製油所キャパシティーの2分の1の運転を停止した。 ビジネス・スタンダードが10月13日伝えたところによると、RILはグジャラート州Jamnagar製油所のキャパシティー(日量66万バレル)の半ばに相当する設備の稼働を12日夜停止した。RILスポークスマンTushar Pania氏は、「当該設備は10日間停止するが、顧客への供給に影響は生じない」と語った。 ディーゼル油は過去1年間に32%値上がり、シンガポール市場ではこの日も値上がりした。Jamnagar製油所施設の運転停止によりディーゼル油とジェット燃料の11月の供給は少なくとも200万バレル減少するものと見られる。北アジアでは冬の需要ピーク時に備えた保守のため稼働を停止する製油所が増え、経済成長地域の輸入が拡大している。 Purvin & Gertz(シンガポール)のVictor Shum氏は、「RILは欧州向け石油製品とアジア向けガソリンの主要サプライヤーで、同社設備の稼働停止は石油製品の供給に大きな影響を及ぼす恐れがある」と語った。 南アジア最大のディーゼル油輸入業者であるインドネシアのPT Pertaminaは日量12万バレルの製油所の操業を保守のため停止した。このため来月は輸入を拡大する予定だ。 ベトナムの60%の石油製品輸入を手掛ける国営Vietnam National Petroleum Corpは、第4四半期には第3四半期を20%上回る102万メートル・トンの輸入を計画している。韓国のS-Oil Corpは10月8~29日に日量25万バレルのキャパシティー(Onsan製油所キャパシティーの43%)の操業を停止、新日本石油も今月日量12万バレルのキャパシティー(総設備能力の10%)の運転を停止する予定だ。