2007-10-17 ◆政府、今年の発電能力追加目標を下方修正 【ニューデリー】今会計年度上半期(2007/4-9)に追加された発電キャパシティーは目標とした1万MW(メガワット)の3分の1以下にとどまった。 ビジネス・スタンダードが10月12日報じたところによると、中央政府はこれに伴い今年通年のキャパシティー追加目標を1万6875MWから1万4000MWに下方修正した。中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)幹部は「我々の今会計年度の楽観的目標は1万4077MW」と語った。 目標の下方修正はインドの電力部門においては、珍しいことではない。インド政府は第11次五カ年計画期間に7万8577MW以上の発電能力を追加すると言うかつてない野心的目標を掲げているが、これまでの例からも業界関係者の多くは今後一層の下方修正がなされるものと予想している。 しかし電力省筋は、今年上半期の目標不達成は、些細な齟齬に過ぎず、こうしたことが繰り返されることはないとしている。それによると、5万2000MWのプロジェクトが既に着工されており、2008年3月までに別に2万3000MWのプロジェクトの設備を発注する準備ができている。この他、別に1万MWのプロジェクトが建設中と伝えられているが、第11次五カ年計画の目標に含まれておらず、その理由も説明されていない。CEAオフィシャルは、これも含めれば、第11次五カ年計画期間に追加されるキャパシティーは7万9000MWに達すると指摘した。 ちなみに計画委員会(Planning Commission)は、五カ年計画期間の目標を6万MWに下方修正するよう提案している。これでも第10次五カ年計画期間に追加された2万1000MWのほぼ3倍にのぼる。第10次五カ年計画期間の追加量は目標の半ばにとどまった。