2007-10-19 ◆ITC製紙部門、AP州に第5工場計画 【ハイデラバード】タバコ会社ITC Ltdの製紙事業を担当するPaperboards & Specialty Papers Division (PSPD)は1500クロー(US$3億7165万)を投じてアンドラプラデシュ州にパルプ/製紙工場を建設する準備を進めている。 エコノミック・タイムズが10月13日伝えたところによると、同社はKhamman県に1500エーカーの用地を準備中で、新工場は環境対応型の無塩素ガス (ECF:Elemental Chlorine Free)漂白パルプ紙を製造する。第1期(5年)事業に500クロー(US$1億2388万)、第2期分に1000クロー(US$2億4777万)を投資する計画だ。ECFパルプ紙は欧米の製薬/包装企業などにより使用されており、欧米市場の需要拡大が将来期待できる。 同社はアンドラプラデシュ州のBadrachalam/Bollaram、コルカタのTribeni、タミールナド州のCoimbatoreに4工場をもち、新工場は5つ目の製造施設になる。 州政府高官によると、同社はKhammam県Nellipaka村の1500エーカーの用地をすでに割り当てられており、現地当局が土地の確保に着手した。消息筋によると、同社は付加価値税(VAT)や印紙税などの免除も州政府に要請している。 しかし複数のITC幹部によると、アンドラプラデシュ州への新工場設置は最終的に決まった訳ではない。PSPDのPradeep Dhobale主任(CEO)は、いくつかの州とまだ交渉を進めていることを明らかにした。同社はアンドラプラデシュ州の他、グジャラート州やマハラシュトラ州の政府とも交渉を行ってきた。 ITCは1975年にBhadrachalam Paperboards Ltdを設立してボール紙事業に参入、2002年11月に複数の製紙工場を傘下に置くPaperboards & Specialty Papers Divisionを創設した。ボール紙の年産能力は40万トン。製品はタバコ、食品、飲料、製薬、トイレタリーなどの分野で使用されており、挨拶状や商品ジャケット/カバー、トランプの札などに用いる上質紙も製造している。