2007-11-09 ◆L&T、三菱重工業と超臨界タービン製造合弁契約 【ムンバイ】地元の大手土木建設会社Larsen & Toubro(L&T)と三菱重工業は、インドに超臨界圧スチーム・タービンと発電機の製造施設を設ける合弁契約を結んだ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが11月5/6日報じたところによると、合弁事業の投資額は880クロー(US$2.21億)、石炭火力発電領域の500~1000MW(メガワット)の設備需要に応じ、2008-09年後半の操業開始を目指す。L&Tはこれ以前に三菱重工業と、超臨界圧タービン/発電機の製造に関わる技術ラインセンス及び技術支援契約を結んでおり、今回の合弁契約はこれに続くもの。L&Tは超臨界圧設備市場の需要に応じるため、共同投資と共同作業に応じる技術パートナーを求めていた。これに対して三菱重工業は、インドの発電設備市場に足場を築く機会を探っていた。 亜臨界圧発電機に比べより高温・高圧な蒸気を用いる超臨界圧タービンは、燃料効率が良く、環境にも優しい特性を備えている。超臨界圧技術を用いた石炭火力発電施設は、電力生産量に対する石炭の消費率を引き下げ、二酸化炭素の排出量も2.5%削減できる。しかし高温・高圧に耐えるため、関係設備の設計にはより複雑で高度な技術を必要とする。年商250億米ドルの三菱重工業は日本と日本以外の顧客のために合計約70基のこの種の設備を出荷した実績を有する。