1995-11-23 ◆<星>マージン縮小で来年はHDD業界減収? 【シンガポール】米国の調査会社ディスク/トレンド・インクはその最新レポートにおいて、来年はハード・ディスク・ドライブ(HDD)業界の収入が減少すると予測しているが、シンガポールの業界関係者やアナリストらは、ここ数年内にそうした状況が生じる恐れはないと反論している。 同レポートは、来年のHDD出荷台数は17.7%増が見込まれるが、マージンの縮小から収入は1.4%下降、97年と98年に収入は持ち直すものの、微増にとどまるとしている。またHDD業界はひたすら大容量化を指向しており、ドライブの大容量化はマージンの縮小に拍車をかけると言う。 しかし出荷台数で目下業界をリードするクアンタムのアジア太平洋マーケティング担当重役、デービッド・ロークリフ氏は、「信じ難い予測」とこうした見方を否定する。同氏はHDDが当面値下がりしない理由として、部品の不足と、容量850Mb~1GbクラスのHDDの世界的な品不足を指摘した。同氏によれば、製造コストが下がらなければ、値下げする訳には行かず、同社としてもできるだけユーザーに奉仕するよう努めてはいるが急激な値下げは有り得ないと言う。(ST:11/22)