2007-11-23 ◆IT/石油関連の民間施設を非常時防衛リストに 【ニューデリー】破壊活動やテロリストの攻撃から防衛すべき所謂『VAs & VPs(vulnerable areas & vital points:脆弱地域急所)』リストに石油産業や情報技術(IT)産業の民間施設を加えることが検討されており、カルナタカ州の州都で、世界的IT産業ハブのBangaloreは市全体が同リストに加えられる可能性がある。 インディアン・エクスプレスが11月21日報じたところによると、中央治安機関(central security agencies)、内務省、国防省、情報局(IB:Intelligence Bureau)の代表は、最近の会議の席上、これまで公共機関のみだったVAs & VPsリストに、民間施設も加える可能性を協議した。取り分けReliance Industries Ltd (RIL)がグジャラート州Jamnagarに設けた世界第3位の規模を誇る製油施設及び石油化学コンプレックスとバンガロール市が討議の焦点になった。後者にはIT企業の施設の他、民生/国防関連の多くの研究施設が設けられている。もしリストに加えられれば、内務省は中央治安機関と国家警察(state police)による特別警護を提案することになる。 パキスタン国境に近いRILの製油所と石化コンプレックスには対空砲等、空襲に対する防衛施設を配備することが提案された。ジャムナガル空港には既にそうした防衛体制が敷かれており、空軍の防衛範囲に含まれている。 バンガロールをVAリストに加えることには会議のコンセンサスが形成されたが、RILの製油所と石化コンプレックスに関しては、国防省と情報局が態度を保留した。仮にRILの施設に対して特別防衛措置を施せば、他の民間企業も同様の措置を要求するのは目に見えていると言う。