2007-11-26 ◆送配電機器産業成長率が2分の1に鈍化 【ムンバイ】インドの送配電機器産業の成長率がプロジェクトの遅延や原材料の高騰で昨年度上期の26%から今年度上期の12.2%に鈍化した。 ビジネス・スタンダードが11月22日、インド電気・電子製造業者協会(IEEMA:Indian Electrical and Electronics Manufacturers' Association)筋の話として報じたところによると、2006年度上期の送配電機器産業の成長率は金額ベースで45%、数量ベースで26%であったが、2007年上期は金額ベースで22~25%、数量ベースで12.2%にとどまった。2006年度通年の売上高は4万1000クロー(US$98億9929万)と、2005年度の2万6000クロー(US$62億7760万)に比べ約50%の成長を見ていた。 IEEMAは変圧器オイル、鋼、銅、アルミなど原材料の高騰と政府プロジェクトの遅延が成長率を押し下げたとしている。この1年間に銅の価格は1トン当たり18万ルピー(US$4345)から40万ルピー(US$9656)に、鋼の価格も同10万ルピー(US$2414)から15万ルピー(US$3621)に、それぞれ上昇、鋼価格は目下12万~13万ルピー(US$2897~3138)の水準を維持している。変圧器オイルは1キロリットル当たり2万8000ルピー(US$676)から4万ルピー(US$966)に高騰した。 IEEMAのSunil More会長によると、送配電機器メーカーの受注の中心は政府の農村電化プロジェクトだが、州政府は割り振られた予算を所定期間内に用いる能力に欠け、プロジェクトを遅延させている。国営送配電会社Power Grid Corporation of India Ltd (PGCIL)の一部大型プロジェクトの遅れも業界に影響を与えていると言う。