2007-11-28 ◆インド、今年は鋼材純輸入国に 【コルカタ】インドは今年度、鋼材の純輸入国になる可能性が高い。2007年4~10月の鋼材輸入量は前年度同期の200万トンから79%増え360万トンに達した。これに対して同期の鋼材輸出量は290万トンにとどまった。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが11月23日報じたところによると、鉄鋼省のR.S. Pandey次官はこのほど以上の数字を明らかにした。それによると輸入鋼材の約60%が中国、マレーシア、タイ産だった。 製鋼業は第11次五カ年計画期間に当初の予測11%よりも高い年率16%の成長を遂げるものと見られる。 2006年度には、鋼材の生産と消費がともに前年度比およそ13%伸びた。2007年度は15%近い伸びが予想されている。同次官は「製鋼業の成長は空前かつ予想を超えるもの」と語った。 国内の鋼材生産能力は、Arcelor MittalとPoscoの計画を除き、第11次五カ年計画の最終年度である2011年度までに1億2400万トンに拡大する見込みだ。当初の見通しは8000万トンだった。 2006年度の製鋼業界の設備能力は5680万トンで、実際の生産量は5080万トンだった。製鋼業界全体の設備稼働率は89%だったが、国営部門は108%に達した。鋼材の国内消費量は4600万トンだった。 鉄分62%以上の高品位鉄鉱石の輸出は2007年4~9月に23%減少、全体では3%の輸出減となり、同次官は「鉄鉱石の国内消費が増えていることを示すもの」としている。