2008-01-09 ◆第一三共、製造拠点設置準備 【ニューデリー】第一三共株式会社は、完全出資子会社Daiichi Sankyo India Pharma Pvt Ltd(DSIP)を通じインドに製造および研究施設を設ける計画だ。 エコノミック・タイムズが1月5日、消息筋の言として伝えたところによると、DSIPは当面、地元製造業者に製造業務を委託するが、その後独自の製造施設を設けることを計画している。第一三共は新子会社に25クロー(US$635万)を投資する計画で、3万クロー(US$76.25億)のインド薬品市場に特許製品を投入することも計画している。また研究施設も設ける計画だ。とは言えインドは外国企業が直接消費者にその製品を販売することを認めていない。このためDSIPが直接医薬品小売りビジネスを手がけることはできない。 三共は2005年に第一製薬と合併する以前にインドにUnisankyo Companyと言う合弁会社を設立していたが、三共の39.9%の持ち分は、今では第一三共が保持している。残りの60.1%はJay Soman氏を初めとする地元パートナーが握っている。同合弁会社は後発医薬品、プロバイオティックス製品、複数の医薬品の製造、マーケッティングを手がけている。 第一三共は新設した完全出資子会社を通じ、Unisankyoがプレゼンスを有せぬ領域の医薬品、製剤、糖尿病薬に照準を合わせるものと見られる。 すでに複数の日本医薬品会社がインド市場に進出しているが、多くは、独自、もしくは地元パートナーと共同でその製品をマーケッティングしているのみで、製造拠点を設けたものは少ない。