2008-01-14 ◆11月の中核インフラ産業成長率5.3%に鈍化 【ニューデリー】供給サイドの逼迫から中核インフラ産業6業種の2007年11月の成長率は5.3%と、前年同月の9.6%に比べ顕著な鈍化を見た。 工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)の26.7%の比重を占める中核インフラ産業には、原油生産(4.17%)、石油精製(2%)、石炭生産(3.22%)、電力生産(10.18%)、セメント生産(1.99%)、炭素鋼完成品生産(5.14%)が含まれる(括弧内は各部門のIIPに占める比重)。 エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが1月8/9日報じたところによると、これら6業種の11月の部門別成長率は、原油0.3%(9.8%)、石油5.2%(16.4%)、電力5.8%(8.8%)、セメント4.5%(11.8%)、炭素鋼完成品5.8%(9.3%)、石炭7.7%(4.9%)と、石炭生産を除き、何れも昨年同期の伸び率(括弧内の数字、以下同様)を下回った。電力や石油精製を初めとして、何れも深刻な供給難に直面しており、原油生産が最悪のパフォーマンスを示した。 Pranab Sen統計主任は、経済動向は長期的に判断すべきで、11月の数字でけで景気が後退に転じたと見るのは性急すぎると指摘した。 年初8ヶ月(2007/4-11)の中核インフラ産業成長率も9月以降の不振が祟り6%と、前年同期の8.9%に比べ鈍化した。部門別に見ると、原油0.6%(5.4%)、石油精製8.3%(13.5%)、石炭4.3%(4.8%)、電力7%(7.3%)、セメント7.6%(10.6%)、炭素鋼5.9%(11.6%)と、軒並み前年同期の伸びを下回った。