2008-01-21 ◆Rane Brake、日清紡との関係強化 【チェンナイ】自動車や鉄道用のブレーキ・ライナー、ディスク・パッド、コンポジット・ブレーキ・ブロック、クラッチ・フェイシング等の製造を手がける年商180クロー(US$4575万)のRane Brake Linings Ltd(RBLL)は同社に10%出資する日清紡績株式会社との関係拡大を検討している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月15日伝えたところによると、RBLLのL. Ganesh会長はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると日清紡は、RBLLに対しエンジニアリング製品の研究開発(R&D)施設を設け、先ず国内市場向けの製品を開発、その後国際市場向けの製品も開発するよう求めており、RBLLは日清紡がその持ち分を拡大するのに応じる用意がある。RBLLと日清紡は既にエンジニアの相互交換を行っている。RBLLは、中国企業の浸透に対抗するためにも技術力のアップを必要としている。 グループは今年、拡張計画に250クロー(US$6354万)を投じると発表したが、傘下企業の拡張計画は順調に進捗している。 Rane Engine Valves Ltdがタミールナド州Tiruchiに建設中の新工場が完成するのに伴い、グループのエンジン・バルブ年産量は現在の600万ユニットから4200万ユニットに拡大する。Tiruchi新工場は次期会計年度第2四半期に稼働する見通しだ。 非公開の合弁会社Rane NSKがラジャスタン州Bawalに建設中の新工場は、Maruti向けに年間10万ユニットのエレクトリック・ステアリング・システムを製造する。 傘下のRane (Madras)/Rane TRW/Rane NSK3社は、西ベンガル州Singurにそれぞれ工場を設け、Tataの10万ルピー・カー『Nano』に部品を納入する。 商用車市場と二輪車市場のスローダウンや、ルピー高に伴う輸出不振に祟られ、2007-08年の売上げは、横ばいにとどまるものと見られる。Rane Engine Valvesの労働争議や、グループ企業1社の経営陣の交替もビジネスに影響及ぼすものと見られる。しかしこれらの問題の対策は既に講じられており、設備拡張計画も順調なことから、2008-09年の業績は改善が望めると言う。