2008-01-25 ◆インドASEAN自由貿易協定3月までに妥結も 【ニューデリー】東南アジア諸国連合(ASEAN)が、農産品5品目の関税引き下げに関する要求を大幅にトーン・ダウンさせたことから、インド/ASEAN自由貿易協定(FTA)交渉が近く妥結する可能性が高まった。 エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが1月22/24日、政府筋の言も引用し報じたところによると、双方の協議は今年3月までに妥結し、来年1月にもFTAが発効する見通しだ。双方は今年2月と4月に再協議し、その後協定に正式調印するものと見られる。 ASEANは、これまでパーム原油と精製パーム油の関税率を30%と40%まで引き下げるよう求めていたが、最新提案では、それぞれ43%と51%に改め、胡椒は50%、茶は45%、コーヒーは45%に引き下げるよう求めている。インド側は多少修正を求める可能性もあるが、ほぼ同案を受け入れる姿勢とされる。 これら5品目の関税をカットする最終期限に関してはインドは2018年12月を、ASEANは2018年1月を、それぞれ要求していたが、この点についても歩み寄りがなされ、2018年7月にすることで合意が成立した。 インドは、欧州連合(EU)、韓国、日本ともFTA交渉を進めており、何れも2009年末までに妥結させることを目指していると言う。