2008-01-25 ◆KG海盆のガス生産、12月末以前は望み薄 【カキナダ】アンドラプラデシュ州沖合Krishna-Godavari(KG)海盆のインド最大のガス田における生産活動が2008年12月末以前に開始される望みは遠のき、2008年6月に続き12月のデッドラインもクリアできない見通しだ。 ビジネス・スタンダードが1月22日報じたところによると、Mukesh Ambani氏が采配を振るうReliance Industries Ltd(RIL)筋は「デッドラインをクリアできない主因は純粋に生産設備ソーシングの遅れ」としているが、アナリストらは、「ガス供給協定を結んではならない」と言う法廷命令がもう1つの理由と評している。ボンベイ高裁は、Mukesh氏の弟Anil Ambani氏に率いられるReliance Natural Resourcesの訴えに基づきRILが当該ガスの販売契約を結ぶことを禁じた。 日量4000万立方メートル(40mcmd:million cubic metres per day)のガス供給が6ヶ月遅延すると言うことは、8億米ドルのビジネスが6ヶ月繰り延べられることを意味する。KG海盆D6ブロックで発見された当該ガス田のピーク時の生産量は80mcmdと見込まれ、これはインド国内の既存ガス供給量の2倍に相当する。全国の発電所や肥料会社がガスの供給を待っており、アンドラプラデシュ州だけで1500MW(メガワット)の発電施設が燃料不足で稼働不能に陥っている。