2008-02-04 ◆FACOR、欧州企業とステンレス鋼プラント建設 【ムンバイ】Ferro Alloys Corporation Ltd (FACOR)は、2750クロー(US$6.99億)を投じてマハラシュトラ州Nagpurに年産5万トンのステンレス・スチール・プラントを設けるとともに、250MW(メガワット)の発電施設も建設する計画だ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月31日報じたところによると、合金鉄メーカーFACORのR.K. Saraf会長兼MDはこのほど以上の計画を明らかにした。それによると欧州のステンレス・スチール・メーカーと合弁交渉を進めており、協議は3ヶ月以内に妥結するものと見られる。ステンレス・スチール・プラントのコストは1000クロー(US$2.54億)と見積もられ、内700クロー(US$1.78億)は内部余剰と外国パートナーの出資で、残りは借入で賄う。 FACORはNagpurに既に年産5万トンのスチール・プラントを有し、炭素鋼、マンガン鋼、合金鉄、ステンレス・スチールを製造している。FACORはまたオリッサ州Bhadrakに年産5万トンのチャージ・クロム(charge chrome:クロム含有率の高い高炭素フェロクロム)製造施設を有する。 FACORはまた1500クロー(US$3.81億)を投じ、250MWの石炭火力発電所を設ける。ステンレス鋼工場と250MW発電所は何れも2011年までに完成することを目指している。同社は現在45MWの石炭火力発電所の建設も手がけており、こちらの投資額は250クロー(US$6354万)。今年9月の稼働が予定されている。 FACORグループは2004年に、FACOR/Facor Steel Ltd/Facor Alloys Ltdの3社に組織を再編した。今会計年度第3四半期の純益は前年同期の8.47クローから31.41クロー(US$798万)に、売上げは同215.94クローから249.49クロー(US$6341万)に、それぞれ改善、15%の中間配当を決めた。国内合金鉄市場は活況を呈しているが、鉄鉱石の供給が懸念材料で、鉄鉱石の輸出規制が望まれると言う。