2008-02-18 ◆宝鋼/Visa Steel合弁会社、正式発足 【コルカタ】宝鋼集団公司(Baosteel Group)は西ベンガル州Kolkata拠点のVisa Steel Ltd(VSL:旧社名VISA Industries Ltd)との合弁会社Visa Bao Limited(VBL)の35%権益を取得した。 エコノミック・タイムズが2月16日報じたところによると、VSLのVishal Agarwal重役(MD)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、VBLは今月1日に正式発足した。VBLにはVSLが51%、宝鋼の海外投資貿易会社Baosteel Trading Co Ltd(BTCL)が35%、Visaグループのスイス拠点の貿易/海運/ロジスティクス子会社Visa Comtrade AG(VCA)が14%、それぞれ出資している。VBLは年産10万トンのクロム鉄製造施設を設ける。 宝鋼との提携は、クロム鉄付加価値製品の生産/輸出を容易にする。世界的にクロム鉄の25~30%はステンレス・スチールの製造に用いられており、中国はクロム鉄の最大消費国の1つに数えられる。 VSLはオリッサ州に年産5万トンのクロム鉄製造施設と同50万トンの特殊鋼/ステンレス・スチール製造施設を建設している。 クロム鉄製造コストの50~60%は電気料で占められており、電力不足の中国は国内におけるクロム鉄の製造を奨励していない。このため中国は過去数年クロム鉄の純輸入国になっている。インドはクロム鉱の主要産地だが、大部分はオリッサ州Jajpur県Sukhinda valleyに集中している。 インドは年間50万トン前後のクロム鉄を生産しており、VSL以外のクロム鉄メーカーにはIMFA group/Navbharat Alloys/Shah Alloys/Rohit Alloys/Tata Steel/Ispat Alloys/Facorが含まれる。