2008-02-27 ◆カルヤニ、西ベンガル州に総合鉄鋼プラント建設 【コルカタ】年商8000クロー(US$20.33億)のカルヤニ・グループの一翼を担うKalyani Steels Ltd(KSL)は6500クロー(US$16.52億)を投じ西ベンガル州に年産100万トンの総合鉄鋼プラントと500MW(メガワット)の発電施設を建設する。 ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが2月22日伝えたところによると、KSLは21日、西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation)及び西ベンガル鉱業開発貿易公社(WBMDTC:West Bengal Mineral Development & Trading Corporation)と関係覚書を取り交わした。 KSLのAmit B Kalyani重役(ED)によると、鉄鋼プラントは主に条鋼を製造、グループの姉妹会社Bharat Forgeはエンジニアリング及び自動車業界向けハイグレード鍛造製品を製造する。詳細プロジェクト報告書は12ヶ月以内に準備され、着工後36~45ヶ月で完成する。製品はインド東部地区に供給するが、将来は輸出機会も探る。プロジェクトが必要とする石炭の供給はWBMDTCが引き受ける。また発電施設の建設には2000クロー(US$5.08億)が投じられる。 カルヤニ・グループはカルナタカ州Ginigeraとアンドラプラデシュ州Tadipatriに、それぞれ総合鉄鋼プラントを設けており、西ベンガル州は3番目。 西ベンガル州政府のNirupam Sen商工部長によると、プラントの建設地はJSW Steelが大型鉄鋼プラントを計画しているSalboni付近が最適と見られるが、Durgapurも優良な候補地と言える。プロジェクトは直接に約3000人を雇用する。 カルヤニはまたWBIDCと鉄鋼関連製造業クラスターを設ける交渉を進めている。同社はマハラシュトラ州にも同様の製造業ハブを設けている。 西ベンガル州では金属、冶金、自動車関連の多くの投資が計画されており、ハイエンド製造パークも建設される。カルヤニとの提携はより多くの投資プロジェクトの誘致につながると期待されている。 Tataグループが西ベンガル州Singurで進める10万ルピー・カー『Nano』製造プロジェクトに鍛造部品を納入するKalyani Thermal Systemsも、同州に製造拠点を設ける可能性を検討していると言う。