2008-03-10 ◆中国合成橡膠公司、黒色顔料製造施設2工場建設 【ニューデリー】台湾企業中国合成橡膠有限公司(CSRC:China Synthetic Rubber Corporation)子会社のContinental Carbon India Ltd(CCIL)は5億米ドルを投じ、インド亜大陸東西両海岸の2カ所に黒色顔料(carbon black)製造工場を設ける。 エコノミック・タイムズが3月4日伝えたところによると、CCILのRakesh Dhamani財務担当重役(CFO)はこのほど同紙に以上の計画を語った。それによると、2工場はグジャラート州、タミールナド州、アンドラプラデシュ州の何れかに設けられ、年産能力は各30万~35万トン(メートル・トン、以下同様)。これによりCCILはアジア太平洋地域最大の黒色顔料メーカーになる。黒色顔料は自動車用タイヤの製造原料として用いられる。製品はインド国内市場に供給される他、欧州や極東市場にも輸出され、CCILはインドを黒色顔料の輸出基地にする計画だ。 現在ウッタルプラデシュ州Ghaziabadに年産6万5000トンの黒色顔料製造施設を有するCCILは、2012年までに年産能力を80万トンに拡張する計画で、既存Ghaziabad工場の年産能力も10万トンに拡大する。同拡張計画が完成すると、インドにおけるキャパシティーは中国のそれを3分の1ほど上回ることになる。CCIL姉妹会社の中国における黒色顔料年産能力は現在の19万5000トンから2012年までに54万5000トンに拡大される。 拡張プロジェクトの負債/自己資本比率は50:50を予定している。世界銀行子会社のInternational Finance Corporation (IFC)は、既にCCILに出資しており、IFC資金を取り入れる選択肢も検討する。とは言え現状ではまだ何も決まっていない。工場用地が決まったなら、投資パートナーの選考に着手すると言う。