2008-03-17 ◆Vedanta、ベンガルにアルミ精錬施設 【コルカタ】ロンドン拠点Vedanta Resources plc(VRP)は2万クロー(US$49.32億)を投じ西ベンガル州に年産65万トンのアルミナ精錬施設と3000MW(メガワット)の自家発電施設を設ける。 インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが3月13日報じたところによると、VRPは12日、西ベンガル州工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation Ltd)と関係覚書に調印した。調印式に立ち会った西ベンガル州のBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣は「西ベンガル州は先進工業州としての過去の栄光を回復するため努めており、VRPのプロジェクトはこうした目標の達成を大幅に早めるだろう」と期待を表明した VedantaグループのAnil Agarwal会長によると、西ベンガル州Burdwan県AsansolのBidhanbagh地区にはWest Bengal Aluminium Corporation(WBAC)が1952年に年産3万トンのアルミニウム・プラントを設けたが、VRPはこれを買い取り同じ場所に大規模なアルミニウム・コンプレックスを建設する。プロジェクトは1000エーカーの土地を必要とし、うち270エーカーはWBACの敷地から成っている。VRPは2010-11年までに完成することを目指しており、できれば直ちに着工する。発電施設は1500MWづつ2段階に分けて建設する。最初の発電プラントで生産した電力の大部分はアルミニウム・コンプレックス内の需要に応じる。 世界のアルミニウム消費量は年間4000万トンで、2020年までに2倍に拡大する見通しだ。インド国内市場規模は年間120万トン前後と見積もられ、年率10~12%の成長が見込まれる。 西ベンガル州政府のNirupam Sen商工部長によると、州政府はAsansolにアルミニウム・パークの開発を計画しており、VRPのプロジェクトは下流部門の成長を促し、多くの就業機会を創出する見通しと言う。