2008-04-07 ◆インフレ、過去3年来最高の7%マーク 【ニューデリー】卸売物価指数をベースにしたインフレ率は、食品、野菜、鉱物、製造業製品の値上がりを背景に3月22日までの一週間に過去3年来最高の7%をマークした。 デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月4日、商工省の発表を引用し伝えたところによると、3月15日から3月22日の僅か1週間に鉱物は38%、野菜は4.9%、ひら豆は1.4%、食油は1.6%、それぞれ値上がりした。 昨年10月に3.1%に鎮静したインフレ率はその後上昇に転じ、終に2004年12月初以来の7%をマーク、中央銀行が許容範囲とする5%の上限をあっけなく飛び越えた。インド政府は3月31日食油を含む幅広い品目の輸入税を撤廃、非バスマティ米の輸出を禁止したものの、この種の措置の効果が現れるのは2、3週間先のことと見られる。 こうしたことから政府と中央銀行が金利や支払準備率(CRR:Cash Reserve Ratio)の引き上げ等、一層厳しい金融引き締め策を講じる可能性が予想されている。 政府はこの日、インフレ抑制を最優先課題にすることを改めて確認するとともに、買いだめ行為に警鐘を鳴らした。シンガポールにおける観光振興イベントに出席中のKamal Nath商工相も「政府は買いだめ行為を阻止するために、法的措置を含む厳しい施策を講じることも辞さない」とコメントした。