2008-04-09 ◆自動車輸出成長率、国内販売の伸び凌駕 【ムンバイ】インドの自動車輸出の伸びは、国内販売の伸びを上回っており、インドを輸出基地にしようと言うMaruti SuzukiやHyundaiの戦略の正しさを立証している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月5日報じたところによると、Hyundai Motors India Ltd(HMIL)は年間14万4442台を輸出し、国内最大の乗用車輸出会社の地位を維持した。HMILの総販売台数に占める輸出の比率は約40%で、同社は韓国親会社の小型乗用車輸出ハブと見なされている。HMILのH.S. Lheem重役(MD)によると、労働者/インフラ/コンポーネント・ソーシングのコスト効率の良さがインドからの輸出の採算性を高めており、最近の設備拡張と新モデルの発売で、ここ数ヶ月の輸出も一層の拡大を見ている。主要市場は欧州だが、ラテン・アメリカ、西アジア、南アフリカ向け輸出も良好で、カレンダー・イヤー2008年には21万2000台の輸出を目指す。5月出荷分最新モデルの輸出注文は6万台にのぼり、6月の注文も既に2万台受けている。今年は輸出先も昨年の73カ国から90カ国に拡大する計画と言う。 Maruti Suzuki India Ltd (MSIL)は2007-08年度に前年比34.9%増の5万3024台を輸出した。MSILオフィシャルによると同社は途上国市場、取り分け10年前のインドに類似した国、例えばインドネシアやアルジェリアに照準を合わせ、新たな非欧州市場の開拓に努めている。MSILは中期的輸出計画に基づき、グジャラート州Kutch県のMundra港にメガ・カー・ターミナルを建設するため、Adaniグループと手を結んだ。新ターミナルは今年末までに稼働する。MSILは同プロジェクトに当初だけで40クロー(US$986万)を投資すると言う。 地元Tata Motors Ltd(TML)のトラック及び乗用車輸出の伸びは、同社のプラス成長維持に貢献した。TML国内販売はほぼ横ばいだったが、輸出は3%の伸びを見た。 スポーツ・ユーティリティー車市場をリードするMahindra and Mahindra Limited (M&M)の輸出は1万2000台を僅かに上回る程度だが、前年比54%の成長を見、Scorpioが全体の4分の3を占めた。