2008-04-14 ◆2月の工業生産指数成長率8.6% 【ニューデリー】工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)をベースにした2月の工業成長率は1月の5.8%から過去4ヶ月来最高の8.6%に回復したが、昨年同月の11%の伸びを依然下回った。アナリストらは2月のIIP成長率が1月に比べ復調したことから、中央銀行は、過去40ヶ月来最高の7.41%に達したインフレ抑制に対処するゆとりができたと評している。 インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが4月12日伝えたところによると、IIPの80%の比重を占める製造業の2月の伸び率は8.6%と、前月の5.9%から回復したものの、昨年同月の12%には及ばなかった。鉱業生産の伸びは前月の1.8%から7.5%に、電力は同3.3%から9.8%(3.3%)に、それぞれ復調した(括弧内は前年同期の伸び率、以下同様)。 耐久消費財部門の伸びは1月の-3.1%から2月には3.3%のプラス成長を回復、昨年同月の1.8%も上回った。非耐久消費財部門は2月に力強い11.0%の伸びを見、昨年同月の9.3%を上回った。資本財部門も昨年同月の18%には及ばないものの、前月の2.1%から10.4%の二桁成長を回復した。基本財部門は2月に7.3%(10.7%)伸びたが、昨年同月の伸びには及ばなかった。 全国産業分類(national industrial classification)主要17業種中15業種が2月にプラス成長を遂げ、特にジュート/綿を除くその他の植物繊維部門は864.1%の最高の伸びを見た。しかし、家具/備品を含む木材及び木製品部門は-13.8%、衣料品を含む繊維部門は-1.7%と、振るわなかった。 年初11ヶ月(2007/4-2008/2)のIIP成長率は8.7%を記録したが、前年同期の11.2%には及ばなかった。部門別に見ると、製造業9.1%(12.2%)、電力6.6%(7.2%)、鉱業5.1%(5%)と、鉱業を除き、前年同期の伸びを下回った。年初11ヶ月の耐久消費財部門の伸び率は-1%(9.7%)、基本財部門は8.2%(13.3%)/7.4%(10.1%)(各紙により相違)、資本財部門は17.5%(18.3%)と推移した。