2008-04-21 ◆インド鉄道、民間と共同でバルク・ターミナル建設 【ニューデリー】鉄道省は民間業者がそれ自身のニーズに合わせてその製品を輸送する鉄道ターミナルを建設することを奨励する『ターミナル開発スキーム(terminal development scheme)』を立案した。 インディアン・エクスプレスが4月19日報じたところによると、新スキームの下、セメント/肥料/飛散灰等のバルク産品製造業者や鋼材/袋詰めセメント/袋詰め肥料等の完成品メーカーは鉄道にリンクした独自仕様のターミナルを設け、しかも割安運賃で不定量の物資を輸送できる。Indian Railways(IR)としても鉄道輸送量を増加させ、インフラを改善できる。鉄道省筋によると、IRは少なくとも20年間、大口の貨物輸送顧客を確保できる上、荷役作業等の負担を軽減できる。 この種のターミナルは民間業者の製造拠点に隣接した民間業者の所有地もしくはIRの所有地に設けることができる。デベロッパーはそれ自身のコスト負担により、それ自身の仕様に基づき貯蔵/荷役/包装等の施設を建設する。各ターミナルの開発コストは40クロー(US$986万)以上にのぼるものと見られる。 ターミナルの所有者は20年間にわたり運賃の15%割引、繁忙期のサーチャージ免除、当該ターミナルにおけるターミナル・サーチャージの免除等の優待を受けられる。その一方で、ターミナル・オーナーは操業初年度に年間50万トン以上、2年目に同75万トン以上、3年目以降に同100万トン以上の輸送量を保証せねばならない。 鉄道予算案の国会上程に際してLalu Prasad鉄道相が語ったところによると、新スキームは鉄道輸送量を拡大するための多くの計画の1つ。IRは2008-09年には8億5000万トンの輸送を目指していると言う。