2008-05-05 ◆インド鉄道、鉄鉱石運賃値上げ取り消し 【ニューデリー】インド国有鉄道Indian Railways(IR)は、1ヶ月前に行った鉄鉱石運賃の5.4~5.8%値上げを、国内で消費される鉄鉱石に限り返上し、元の料金水準に戻した。 インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月2日報じたところによると、鉄道省は今年3月新年度予算案に盛り込まれた諸施策とは別に鉄鉱石の運賃分類をクラス180に引き上げたが、各方面からの圧力を受ける中で国内で消費される鉄鉱石に限り元のクラス170に戻した。これによりトン当たり運賃は5.4~5.8%引き下げられる。例えば1トンの鉄鉱石を500キロ輸送する運賃は554.80ルピーから523.90ルピーに下降する。 しかし同措置の有効期間は5月1日から7月31日までの3ヶ月のみで、その後は恐らくクラス180に再分類される。また輸出用鉄鉱石の運賃分類はクラス180にとどめられる。 この他、繁忙期の追加料金(7%)、渋滞課徴金(30%)、開発税(2%)等の基礎料金は引き続き徴収される。 鉄道省筋によると、見直しは政府のインフレ抑制策の一環で、鉄鉱石と鉄鋼製品の値上がりを冷却させるのが狙いと言う。