2008-05-09 ◆Nalco、オリッサ州に新アルミ精錬所計画 【ブーバネスワル】National Aluminium Company (Nalco)は1万4000クロー(US$34.44億)以上を投じ、オリッサ州西部Jharsuguda付近に年産50万トンのアルミニウム精錬施設と1250MW(メガワット)の自家発電施設を設ける可能性を研究している。 ビジネス・スタンダードが5月7日報じたところによると、原料のアルミナはNalcoが同州Damanjodiに設けたアルミナ精錬施設から調達するものと見られる。コンサルタントに指名されたEngineers India Ltd(EIL)は、プロジェクトは技術的に実行可能との報告を行っている。 Jharsugudaは炭坑地帯のIB valleyに近く、住民の立ち退き問題が生じる恐れのない政府所有地と不毛地が存在することからプロジェクト候補地に選ばれた。キャプティブ炭坑取得申請は棄却されたものの、石炭省はMahanadi Coalfields Ltd(MCL)からの石炭の長期供給を保証している。 問題は水供給の確保。予備事業化報告(pre-feasibility report)はIB riverから水の供給を得られるとしているが、同地区では最近農民紛争が発生しており、IB riverからの取水は決して容易とは言えない。 NalcoのB L Bagra財務担当重役は、Jharsugudaにアルミニウム精錬施設と発電施設を設ける計画を検討していることを確認する一方、水供給の確保はさしたる問題ではないと語った。 政府筋によると、オリッサ州産業振興投資公社(Ipicol:Industrial Promotion and Investment Corporation of Orissa)は、NalcoのIB riverからの取水申請を水資源部に回しており、同申請を認めるか否かは州政府の優先順位にかかっていると言う。