2008-05-16 ◆今月初のインフレ率7.83%に加速 【ニューデリー】卸売物価指数を基準にしたインフレは5月3日までの1週間に7.83%上昇、前週の7.61%から一層加速した。 エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月16日報じたところによると、食品指数は0.5%、製造業製品指数は0.3%、燃料・電力指数は0.8%、それぞれ上昇した。 Housing Development Finance Corporation(HDFC)のAbheek Baruah主任エコノミストによると、インフレは前週に記録された2004年11月13日以来最高の7.61%から7.5%に鈍化するものと予想していたが、消費税や輸入税の引き下げ等、政府が採用した財政措置の効果は、ルピーの下落で相殺された形になった。食品の値上がりもインフレ加速に寄与したと言う。 物価上昇が中央銀行が許容範囲とする上限の5.5%を連続9週間上回る中、今年予定される一連の州議会選挙と、来年までに実施される総選挙に向け中央政府はインフレの沈静を至上命令としている。食用油輸入税の引き下げ、米の輸出制限、鉄鋼/セメント業界に対する値下げ圧力と、一連の措置を講じた政府は、一層の施策を準備している。 一方、今年3月8日までの1週間のインフレ率はこれ以前に発表された5.92%(暫定)から7.78%に上方修正された。