1995-02-07 ◆<星>銀行協会、ラウンドトリッピングに警告 【シンガポール】シンガポール銀行協会(ABS)はこのほど会員銀行に回状を送付し、海外支店や子会社を通じ非銀行顧客にSドル預金サービスを提供しないよう警告した。 ラウンドトリッピングと称されるこの種の行為により銀行は流動性や準備率に関わる金融管理局(MAS)の規制を回避し、収益率を高めることができるが、シンガポール政府が好まぬSドルの国際化にもつながる。MASは12年前この種の取引を行っていた1ダース以上の内外の銀行を摘発、シティバンクとバンク・ナショナル・ド・パリの最高経営担当重役を含む複数の外国銀行幹部が国外退去を命じられた。銀行界筋によると、当時は少なからぬ法定機関や政府系企業も関与していたが、今回は複数の外国銀行のみで、その額もそれほど大きくないとしている。(BT:2/6)