2008-05-26 ◆5月10日まで1週間のインフレ率7.82% 【ニューデリー】卸売物価指数をベースにしたインフレ率は5月10日までの1週間に7.82%を記録した。前週の7.83%を僅かに下回ったものの、前年同期の5.62%を大きく上回った。 インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月23/24日伝えたところによると、一次産品グループ指数は0.2%アップ、食品グループ指数は、果実/野菜-2%、緑豆-2%、gram豆-1%、urad豆-1%の値下がりで僅かに下降した。しかし茶は4%、調味料/香辛料は1%、魚/海産品は1%、マトンは1%、米は1%、メイズは1%、小麦は1%、それぞれ値上がりした。非食品グループ指数は、ベニバナ15%、原天然ゴム8%、原綿2%、ピーナッツ1%等の値上がりで、0.9%アップした。燃料/電気/照明/潤滑油グループは主に航空燃料の10%上昇で、全体として0.1%アップした。鉄鋼とセメントは横ばいだった。製造業製品グループ指数は0.2%下降した。この内、加工食品指数も0.2%下降した。この他、繊維グループ指数は0.6%アップ、紙製品指数は0.2%ダウン、ゴム/プラスチック・グループは0.1%アップ、化学品指数は0.3%アップ、機械/工作機械グループは0.1%アップ、運輸機器/部品グループは0.7%アップした。 政府が許容範囲とする5~5.5%を遙かに上回るインフレが持続する中、P Chidambaram蔵相は、一層の措置を講じてインフレ沈静化に努める政府の方針を明らかにした。同相によると、5月10日までの1週間のインフレ率が前週を僅かに下回ったものの、それにより如何なる判断を下すのも時期尚早で、政府は状況を見守っている。政府は世界的食料不足には特に不安を抱いていない。インドには十分な食料備蓄があり、加えて今年の小麦生産は過去最高をマーク、買い付け量も独立以来最高を記録した。政府は小麦の買い付け目標を1500万トンに設定していたが、実際の買い付け量は2070万トンに達した。米の買い付け量も高水準に達している。既に2450万トンを超えており、シーズンが終わる9月までにはさらに多くの買い付けができる見通しと言う。