2008-06-04 ◆インド、数年内に世界の石油精製ハブに 【ムンバイ】インドは数年内に世界の石油精製ハブとして浮上する見通しで、石油産業省もインドを石油精製センターにするべく石油精製産業の振興に本腰を入れている。 エコノミック・タイムズが5月31日報じたところによると、Essar Oil Ltd(EOL)のNaresh Nayar重役(MD/CEO)は30日催された業界アナリストらとの会合の席上、以上の見通しを語るとともに「世界の石油精製キャパシティーは今後、インド/西アジア/中国を中心に拡大、取り分け同社が開発中のグジャラート州Vadinarの石油精製コンプレックスがホットな石油精製ハブになる可能性がある」と指摘した。それによるとVadinarに開発中の石油精製コンプレックスの年間原油処理能力は当初の1050万トン(5月に稼働)から3乃至4年内に3400万トンに拡張される。 一方、インディアン・エクスプレスが5月30日伝えたところによると、第11次五カ年計画組織委員会の石油精製部会は、2011-12年までにインドの年間石油精製キャパシティーが2億4200万トンに拡大すると予想している。同報告によると、三方を海に囲まれ、中東の原油産地とアジアの急成長地域に隣接するインドは石油精製基地としての戦略的立地条件を備えており、公共民間両部門の石油精製会社はその製品を世界市場に輸出することに成功、ここ数年100%の設備稼働率と良好な精製マージンを維持していると言う。