2008-06-09 ◆二次製鋼業者トン当たり3000ルピー値上げ 【ニューデリー】インドの主要一次鉄鋼メーカーは、インフレを懸念する政府の厳しい監視の下、値上げを見合わせているが、二次鉄鋼メーカーは最近、過去15日間の国際価格の上昇に連動し、値上げに踏み切った。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月3日市場筋の言として報じたところによると、国際市場では熱間圧延コイル(HRC)のトン当たり価格が1週間前の1050米ドルから1200米ドルに150米ドル、屑鉄のトン当たり価格は630米ドルから740米ドルに110米ドル上昇している。国際価格の上昇とルピー軟化が相俟って輸入原料がほとんど全品目にわたり値上がりしたのが、二次鉄鋼製品値上がりの主因とされる。 鋳塊(ingot)や鋼片(billet)等の輸入半完成品(semi finished steel)のトン当たり価格が2500~3000ルピー値上がりしたのに伴い、二次鉄鋼メーカーは過去7~10日間に続々値上げに踏み切った。Kamdhenu Ispatは、TMT鉄筋のトン当たり価格を4万4000ルピーに3400ルピー引き上げ、Rathi Ispatもトン当たり2000ルピーほど値上げした。 Kamdhenu社筋によると、輸入鋳塊のトン当たり価格は5月20日には2万8400ルピーだったが、今では3万3000ルピーに跳ね上がった。地元のTata SteelやSteel Authority of India Ltd (Sail)のこの種の製品には2000~2500ルピーのプレミアムがついている。 パンジャブ州Mandi Govindgarh/ラジャスタン州Bhiwandi/ウッタルプラデシュ州Ghaziabad等、北部インドの主要市場における鋼片のトン当たり卸売価格は2500ルピー、鋳塊は同2000~3000ルピー、TMT鉄筋は同1500~2000ルピー値上がりした。とは言えこれら3市場の価格には運賃コストの関係でトン当たり500~800ルピーの相違があると言う。