2008-07-07 ◆インフレ11.63% 【ニューデリー】卸売物価を基準にしたインフレ率は6月21日までの1週間に11.63%と、前週の11.42%からさらに上昇、物価の沈静に腐心する政府と中央銀行は一層の難局に立たされた。 ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが7月4/5日統計局の発表を引用し報じたところによると、物価は11週間連続して上昇しており、1995年以来の最高をマークした。ちなみに昨年同期のインフレ率は4.32%だった。 アナリストらは、インフレが間もなく12%の大台を突破するものと見、最近の金融引き締め策や輸出規制措置が奏功し沈静に転じる前に、なお一層の上昇もあり得ると見ている。また政府が、燃料油の小売価格を再度引き上げるなら、爆発的上昇が生じる可能性もあるとしている。政府は新たな政策措置を講じるものと見られるが、中央銀行による一層の金融引き締めは、7月29日の月次金融政策見直しまで繰り延べられることも予想されると言う。