2008-07-09 ◆鉄鋼業界、末端ユーザーへの直接供給拡大 【ニューデリー】政府と鉄鋼業界が3日の会議で達した合意の下、鉄鋼会社は今後仲介業者への供給を減らし、末端ユーザーへの直接供給を拡大する。 インディアン・エクスプレスが7月4日報じたところによると、これ以前に鉄鋼メーカーが熱間圧延コイル(HRC)をトン当たり4000ルピー値下げしたにも関わらず、市場における小売り価格が急騰したことを配慮すれば、以上の措置の重要性が窺える。鉄鋼メーカーはまた鋼管の最高小売り価格(MRP:maximum retail price)をトン当たり4万8000ルピーに固定することを認めた。この時点までの市場価格は5万3000ルピー前後だった。ちなみに小売り市場は市場全体の5%を占めている。 この日の会議で、鉄鋼メーカーはこの他、鋼管の価格を10%引き下げ、輸出を一層抑制することを約束した。 目下HRCの国内年産量1200万トンの内、350万トンが鋼管の製造に用いられている。HRCのトン当たり国際価格は約1200米ドルであるのに対し、国内価格は850米ドル前後に抑えられており、今年第1四半期の鉄鋼製品輸出は90万トンと、前年同期の130万トンを下回った。輸出は今後一層減少する見通しだ。