2008-07-09 ◆野村、LIC Mutual Fund権益買収か 【ムンバイ】野村證券は提携関係拡大を目指し、Life Insurance Corporation(LIC)と先週覚書を交換した。観測筋は野村がLIC Asset Management Company(LICAMC)に出資する伏線ではないかと見ている。 ビジネス・スタンダードが7月6日、消息筋の言として伝えたところによると、野村はLICAMCに最大26%出資する可能性がある。また持ち株会社方式が採用される可能性も予想される。LIC幹部は「我々は野村に照準を合わせ、覚書を取り交わした。しかし交渉はまだ初歩的段階にある」と語った。野村はコメントを控えている。 LIC Mutual Fund(LICMF)は、1万8633クロー(US$43.64億)の資産を管理、業界9位にランクされている。しかし、市場筋によると、現在の市場環境の下で資産管理会社の市場価値を評価するのは難しいと言う。 ビジネス・スタンダードが7日報じたところでは、野村はブームを呼ぶインド証券ビジネスに独自に参入することを目指している。消息筋によると、野村はRahul Bhatt氏に率いられる7人のチームを組織、関係認可を取得する準備を進めている。当面法人投資家を対象にした証券サービスを提供、有機的/非有機的な事業拡張を通じ、最終的にリテール証券ビジネスに参入する。昨年7月には地元の非公開証券会社Enam Securitiesの権益買収を図ったが、価格や支配権益取得等の面で折り合いがつかず破談に終わった経緯がある。