2008-07-14 ◆中核インフラ産業成長率3.5%に鈍化 【ニューデリー】主に電力部門と石油精製部門の不振で、今年5月の中核インフラ産業6業種の成長率は昨年同月の7.8%から3.5%に大幅に鈍化した。 デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが7月10日報じたところによると、インフレの高進に伴う借入コストやインプット・コストの上昇が工業生産指数(IIP)全体の26.7%の比重を占めるインフラ産業6業種全体の成長に影響を及ぼした。インフラ産業6業種の伸びは前月4月も3.5%にとどまった。5月の伸びを部門別に見ると、IIPの10.17%の比重を占める電力部門は2%(9.3%)、石油精製部門は0.1%(14.9%)、石炭部門は8.3%(0.5%)、鉄鋼完成品部門は5.2%(8.4%)、セメント部門は3.8%(9.9%)、原油部門は3.2%(-1.6%)と、石炭と原油以外は何れも前年同期の伸び(括弧内の数字、以下同様)に及ばなかった。 インフラ産業6業種の年初2ヶ月(2008/4-5)の成長率も前年同期の6.9%から3.5%に鈍化した。電力部門は1.7%(9%)、原油部門は2.1%(0.1%)だった。 KPMGのArvind Mahajan重役(ED)は、当局の認可や入札手続きの遅れ、法廷訴訟に伴うインフラ・プロジェクトの遅延、借入コストの上昇も、成長鈍化につながったと見ている。