2008-07-23 ◆印米核協定実現に向けロビー外交本格化 【ニューデリー】国会における内閣信任動議が通過したのを受けてインド政府は、今週末から原子力供給国グループ(NSG:Nuclear Suppliers Group)45カ国に対するロビー外交を本格化する構えだ。内閣信任動議通過直後、Manmohan Singh首相は「今回の勝利は圧倒的なもの」とするとともに、直ちにインド米国民生用核協力協定の実現に向けた活動を本格化する考えを明らかにした。 ザ・ヒンドゥーとデカン・ヘラルドが7月23日伝えたところによると、インド政府は国際原子力機関(IAEA:International Atomic Energy Agency)理事会が8月1日の会議でインドが提出した安全保障協定(safeguards agreement)草案を承認するものと期待している。インドはその後依然としてNSG加盟国の承認を得る必要がある。 このため政府は、Kapil Sibal科学技術海洋開発相、Prithviraj Chavan国務相(総理府担当)、Anand Sharma外相、M K Narayanan国家安全顧問、Shivshankar Menon外務次官等をNSG諸国に派遣し、ロビー外交を展開する。ロビー外交の重点はインドの立場、取り分け核拡散防止協定に未調印のインドに特別待遇を認める理由を説明することに置かれる。インド政府はNSG諸国駐在の使節にも同様のロビー展開を指示するものと見られると言う。