2008-07-23 ◆ZTE、今年はUS$10億売上げ目指す 【深セン】中国の通信機器メーカーZTEは、インドで近く新たにサービスを開始するテレコム・オペレーターの携帯電話端末需要を梃子に、インドにおける売上げを昨年の7億5000万米ドルから今年は10億米ドルに拡大することを目指している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが7月17/21日報じたところによると、ZTEの何仕友(He Shiyou)副総裁兼携帯端末部門総経理は、このほど深センの本社を訪れたインド各紙の記者に以上の目標を語った。それによると、ZTEはインドに研究開発(R&D)施設と修理・保守施設を設けているが、現時点ではまだ製造拠点を設ける計画はない。中国における製造コストは依然としてインドを下回っており、売上げが一定水準に達するまでは製造拠点の設置は考えない。 インドでは間もなく9~10社が新たに携帯電話サービスを開始する。このためZTEはこれらの企業全てと交渉を進めており、既にロシアのSistemaと地元のShyam Telelinkが進めるCDMA合弁事業に対する納入契約を獲得している。 ZTEは昨年、インドで携帯端末1000万ユニットを出荷、今年は1500万ユニットを見込んでいる。ZTEは2007年には携帯電話端末3000万ユニットを生産したが、2008年は5000万ユニットの製造を目指しており、その内の1500万ユニットをインドに供給する計画だ。 ZTEの拡張計画はCDMA/GSMネットワーク・オペレーターに照準を合わせているが、広帯域/WiMAX/IPTVソリューションも提供する。 これまでインドにおける携帯電話端末の販売はGSMもCDMAも、携帯電話サービス会社への納入を通じて行って来た。しかし今後は独自ブランドで直接末端消費者に販売することも検討している。その際はロー・コスト・モデルに照準を合わせる。 GSM携帯電話端末の販売に関してはこれまで長期にわたりVodafoneと提携して来た。今後も当面は他の携帯電話サービス業者と同様の提携を結ぶことは考えない。CDMA端末については、Reliance Communications/Tata Teleservices/Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)に製品を納入している。 BSNLが計画する9000万回線GSM通信機器入札には、既に応札する準備を整えていると言う。