2008-08-04 ◆東方電気、発電設備製造工場設置計画 【ニューデリー】中国の主要な発電設備メーカー東方電気集団公司(DEC:Dongfang Electric Corporation)は、インド国内に製造工場を設けるため地元企業4社と関係交渉を進めている。 ビジネス・スタンダードが7月31日報じたところによると、DECのインド駐在代表Wen Ya氏はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによるとインド政府は、外国の発電設備納入業者に製造施設を国内に設けることを義務づけようとしている。このためDECは、インドに製造拠点を設ける計画を加速させている。目下地元の潜在パートナー4社と交渉を進めており、間もなく最終方針を決める。インドで完成品を製造販売するには工場設置後、少なくとも3~4年を要する。 DECは過去3年間に1万5000MW以上の設備納入契約を受注した。West Bengal Power Development CorporationがSagardighiとDurgapurに設ける発電所には、それぞれ600 MWと300MWの設備を納入する。同社は500MW以上を含む幅広いキャパシティーの製品を手がけており、当面新たに3000MWの受注を目指していると言う。 Citigroup Investment Researchの報告によれば、国内総生産(GDP)の8~10%の成長を維持するには、発電能力を現在の132GW(ギガワット)から2032年までに800GWに拡大する必要がある。 目下、国内発電設備市場は国営重電機会社Bharat Heavy Electrical (BHEL)に支配されているが、同社の納期の遅れに対する苦情が多発している。こうした中でBHELや地元民間企業Larsen & Toubroは、急成長する市場の需要に応じるため、多額の投資を準備している。 DECのインド市場進出は技術労働者の雇用についても競争を過熱させるものと見られる。一方、Jairam Ramesh電力問題担当国務相は最近、中国の業者により納入された設備の発電能力は基準に達していないとし、中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)による中国製設備に対する技術監査を提案した。