2008-08-06 ◆M&M、Kinetic買収し二輪車市場進出 【ムンバイ】Mahindra & Mahindra (M&M)は80:20の合弁会社Mahindra Kinetic Scooters and Motorcycles Ltd(MKSM)を通じ、マハラシュトラ州Pune拠点のKinetic Motor Company Ltd(KMCL)を110クロー(US$2576万)で買収、二輪車市場進出を果たす。 ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月31日、8月1/4日報じたとことによると、インド最大のトラクター及び多用途車(utility vehicle)メーカーM&Mは29日以上のステートメントを発表した。M&MのAnand Mahindra副会長兼MDによると、復興期を迎えた二輪車部門の潜在性に注目する同社は世界的資材調達網や多商標ビジネスのノーハウ、Mahindra Financeの金融ファシリティー等を梃子に二輪車ビジネスを構築する。 総合的輸送会社を目指すグループは大型商用車の製造を計画している他、傘下のPunjab Tractors Ltd(PTL)をそれ自身と合併する。M&Mは目下PTLの63%の権益を保持するが、1:3の株式スワップを通じ吸収合併する。同手続きは7~9ヶ月で完了する。 KMCLのSulajja Firodia Motwani重役(MD)によると、M&MのAnoop Mathur社長が新会社MKSMの采配を握り、Motwani女史は無任所取締役を務める。KineticのプロモーターFirodia一族は目下KMCLの54.8%の権益を保持している。KMCLの11%の権益を握る台湾企業Sanyang Industry Company Ltd (SYM:三陽工業)は引き続き、新合弁会社のパートナーを務める。SYMが新会社の一部株式を取得するのか否かは不明。 かつて本田と提携し、自動変速スクーターをインド市場に紹介したKMCLは現在、Kinetic 4s/Kinetic Blaze/Kinetic Nova/Kinetic Flyte等独自ブランドのモーターサイクルとスクーターを有する。 今回の売却で手にする資金の内60クロー(US$1405万)は長期負債の返済に当てる。(同社はそれ以外の負債の詳細を明らかにしなかった。)営業資産を売却した後、なお30~40クロー(US$702万-937万)の不動産を保持するグループは、コンポーネントやインフラストラクチャーに照準を合わせ新たなビジネス機会を探る。グループは、新合弁会社MKSMの20%の持ち分を7年後に売却するオプションを有する。 KMCL売却計画の顧問を務めた投資銀行AmbitのAshim Bhuvania副社長(証券発行業務担当)によると、M&Mとの提携を通じ、Kineticは二輪車ビジネスのビッグ・プレーヤーに変身できると言う。