2008-08-18 ◆インフラ産業6月の伸び率3.6%に鈍化 【ニューデリー】工業生産指数(IIP)の26.68%の比重を占める中核インフラ産業6業種の6月の成長率は3.4%と、昨年同月の5.2%を下回り、顕著な鈍化を見た。 インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが8月12/13日伝えたところによると、6月の成長率は今年5月の成長率3.5%にも及ばなかった。 6業種の成長率を部門別に見ると、原油-4.7%(-1.8%)、石油精製5.6%(9.9%)、石炭6.2%(0.9%)、電気2.6%(6.8%)、セメント3.8%(6.0%)、炭素鋼完成品4.4%(5.1%)と、石炭生産を除き何れも昨年期の伸び率(括弧内の数字、以下同様)を下回った。 Axis BankのSaugata Bhattacharya副社長(事業経済研究担当)は、「インフラ産業の成長鈍化はサプライ・サイドに問題がある。石炭/電力/原油部門は恒常的な設備能力の不足に直面している。金融引き締め措置も明らかに成長の障害になっている」と指摘した。 中央銀行は先月、短期貸出金利の指標とされるレポ・レートを6年来最高の9%に引き上げ、支払い準備率(CRR)も9%に上方修正した。 今年第1四半期(2008/1-6)の中核インフラ産業の成長率は3.5%と、昨年同期の6.4%を下回った。部門別に見ると、原油-0.2%(0.7%)、石油精製3.3%(13.3%)、電力2%(8.3%)、セメント5.8%(7.2%)、炭素鋼完成品4.5%(5.4%)、石炭8.4%(0.6%)と、やはり石炭生産を除き、何れも昨年同期の伸びを下回った。