2008-08-25 ◆多数の州がNanoプロジェクト誘致に名乗り 【ニューデリー】Ratan Tata会長が、暴力や騒乱の脅威に晒される西ベンガル州Singur地区から小型乗用車Nanoプロジェクトを撤収する可能性を示唆した後、複数の州がNanoプロジェクトの誘致を目指し、相次ぎ代替地や設備の提供を申し出た。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月24日、報じたところによると、ウタラーカンド州とマハラシュトラ州は、もしプロジェクトが移転されるなら土地と設備を提供すると提案、パンジャブ州とオリッサ州も赤絨毯を敷いて歓迎する意向を表明した。この他、アンドラプラデシュ州も有力な移転先と見なされている。 中でもTata Motors Ltd(TML)が既に工場を設け、小型トラックAceを製造しているウタラーカンド州は、移転先候補のフロントラナーと目されている。州政府は「Pantnagar工業団地は、必要な全ての設備を提供する準備ができている」としている。TMLも、これ以前に「ウタラーカンド州の既存設備はNanoの製造に転用できる」としていた。 マハラシュトラ州のVilasrao Deshmukh首席大臣は、土地と必要な設備を提供すると述べており、パンジャブ州も土地と全ての可能な施設を提供するとしている。これ以前にTata SteelのKalinga Nagarプロジェクトを含む多くの大規模プロジェクトが反対運動で座礁した前歴を有するオリッサ州も、要請があれば、Nanoプロジェクト受け入れる意向を表明した。