2008-09-05 ◆州知事、Nano紛争当事者の会議招集 【コルカタ】西ベンガル州のGopal Krishna Gandhi知事は4日と5日に、同州SingurにおけるTata Motors Ltd(TML)の小型車Nanoプロジェクトの用地収用問題を巡り、紛争当事者の和解会議を招集した。 ビジネス・スタンダードが9月4日報じたところによると、TMLは3日、Singurにおける工場建設及びその他の準備作業は、現場周辺における住民らの反対運動により8月29日以来ストップしており、再開の目処がたたないため、新たな操業地の選定作業を始めたとのステートメントを発表した。 住民の反対運動をリードして来た草の根会議(TC:Trinamool Congress)と州政府は、ガンディ知事の仲裁に応じ、和解会議に臨む意向を表明しており、TCリーダーのMamata Banerjee女史は、「2日以内に膠着状態は打開される」との見通しを語った。 ガンディ知事はボンベイ高裁の裁判長も務めたChittatosh Mukherjee氏やエコノミストのAshok Mitra氏らのアドバイスも得て、仲裁役を務める。消息筋によると、知事はタタ・グループのRatan Tata会長にも、紛争解決に向けた調停作業が既に開始されており、明るい見通しが生じていると通知したと言う。