2008-09-22 ◆ADAG、ジャールカンド州に大製鉄所計画 【ランチ】Anil Dhirubhai Ambani Group(ADAG)は4万クロー(US$88.65億)を投じ、ジャールカンド州に年産1200万トンの製鉄所を建設する。 エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが9月15/16日報じたところによると、ジャールカンド州政府工業部のK K Khandelwal次長はこのほどPTI通信に以上の消息を語った。それによると、州政府は関係契約を取り交わす準備を進めている。 ビジネス・スタンダードが17日伝えたところでは、ADAGは向こう5年間に6万5000クロー(US$144.06億)を投じ、鉄鋼/セメント/海運事業に進出する。投資の内訳は、年産1000万トンのセメント・プラントに2万クロー(US$44.33億)、ジャールカンド州における鉄鋼プロジェクトに4万クロー。ADAGのAnil Ambani会長は16日、Reliance Infrastructure Ltd(RIL、旧社名Reliance Energy)株主に対し、これら3ビジネスを手がけるのはRILではないと語った。 ADAG筋はグループの燃料管理事業会社Reliance Natural Resources Ltd(RNRL)が、おそらくこれらのビジネスを手がけるものと予想した。年商約200クロー(US$4433万)のRNRLが6万5000クローもの資金を如何に調達するかは、定かでない。 同筋によると、ADAGはReliance Industries Ltd がアンドラプラデシュ州沖合Krishna-Godavari(KG)海盆で開発した大型ガス田から日量2800万立方メートルのガスの供給を受け、ウッタルプラデシュ州Dadriに7500MW(メガワット)の発電所を設けるとともに、年産1000万トンのセメント製造施設も設けることを計画している。ちなみに同ガス供給問題を巡りRNRLとReliance Industriesは法廷訴訟中である。ADAGはまたマドヤプラデシュ州Sasanに建設中の4000MWのウルトラ・メガ発電所付近に最初のセメント製造施設を設ける計画だ。同発電所は年間900万トンの飛散灰(fly ash)を排出する見通しで、ADAGはインド国内の石灰岩採石場も物色している。グループは、飛散灰/石灰岩/製鉄所の副産物鉱滓を原料にセメントを製造することを計画している。RNRLは近くジャールカンド州政府と製鉄所プロジェクトに関する覚書を交換する。 RNRLは、また発電所が必要とする石炭を輸送するため、海運ビジネスに乗闖oす。Reliance Power傘下のReliance Coal Resources (RCRPL)は、数ヶ月前にインドネシアのスマトラ島南部に位置するSrivijaya Bintangtiga Energy/Bryayan Bintangtiga Energy/Sugico Pendragon Energyと言う3つの鉱山会社を2400クロー(US$5.32億)で買収した。これらの鉱山会社は4万haの地域の炭鉱開発権を有する。ADAGグループはインドネシア/オーストラリア/南アフリカのより多くの炭坑買収を目指していると言う。