2008-09-22 ◆輸出税導入に関わらず鉄鉱石輸出増加 【ニューデリー】インド政府が税を課して輸出の制限を図ったにも関わらず、鉄鉱石輸出は依然として増加している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月16日、鉄鋼省のデータを引用し報じたところによると、インド政府は2007年4月に鉄鉱石の等級によりトン当たり300ルピーと50ルピーの輸出税を課したが、2007年4月-2008年3月の通年の輸出量は1億4127万トンと、2006年4月-2007年3月の9379万トンに比べ、11.17%増加し、前年の増加率5.06%を上回った。 鉄鋼省が内閣官房に提出した報告によると、2008年6月13日から固定税率に代えて全ての等級の鉄鉱石に一律15%の従価税(ad-valorem duty)を課したが、従価税方式も鉄鉱石の輸出に対してさしたる抑制効果を発揮していない。2008年4-8月の鉄鉱石の輸出量は3526万トンと、2007年4-8月の3428万トンに比べ依然として2.85%増加した。 消息筋によると、価格問題閣僚委員会(Cabinet Committee on Pricing)は、今月催される会議の席で、鉄鉱石に対する輸出税が、鉄鉱石の国内価格や国内供給の安定にどれほどの効果を発揮しているのか、再検討するものと見られる。