2008-09-29 ◆Vedanta、組織再編計画の実行見合わせ 【ロンドン】鉱山会社Vedanta Resources Plc(VRP)は、グループ企業を3部門に再編する計画の実行を見合わせた。同社は24日、「世界の金融市場に最近生じた変化と投資家の反応を配慮し、グループ再編計画を実行せぬ方針を決めた」とのステートメントを発表した。 インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが9月24/25日報じたところによると、VRPは一連の企業買収によりグループ企業間の株式の持ち合いが錯綜し、業務の重複も生じたことから、9月9日に、①銅/亜鉛/鉛事業、②アルミニウム/エネルギー事業、③鉄鉱石事業をそれぞれ中核とする3グループに再編する計画を発表した。アナリストらの間には、同再編計画を評価歓迎する空気が見られた。 この日発表されたステートメントは、何故一部の投資家が再編計画に反対したのか、世界的な金融市場の混乱がどのように再編計画に影響を及ぼしたのか、と言った具体的内容には触れていない。 エコノミック・タイムズは23日に、英国のヘッジ・ファンド『Children's Investment Fund (TCI)』が、「再編計画は少数株主の利益に反する」として、VRPに対する法的措置を準備していると報じていた。消息筋によると、Christopher Hohn氏に率いられるTCLはVRPの2.01%のシェアを保持していると言う。