2008-10-15 ◆一次鉄鋼業者、輸入鋼材に20%課税提案 【ニューデリー】インドが過去6ヶ月間に輸入した鋼材は約300万トンと、昨年同期比50%の急増を見た。こうした中で一次鉄鋼メーカーは、政府に輸入鋼材に20%課税するか、向こう3ヶ月全面的に輸入を禁止するよう求めている。 エコノミック・タイムズが10月11日報じたところによると、国内メーカーは、ルピーの値下がりに関わらず、中国、タイ、ウクライナ等から輸入される低価格の製品との競争により打撃を受けており、これらの国がダンピングを行っていると抗議している。 主要鉄鋼メーカーの代表は最近、鉄鋼省及び大蔵省幹部と会見し、鋼板、取り分けHRCに輸入税を課すか、HRCの輸入を暫時禁止するよう要求した。オフィシャル・ソースによれば、政府が税制に変更を加えるか否か方針を決める前に、必需品価格の検討を担当する次官級委員会(COS:Committee of Secretaries)が同問題を審理する可能性がある。 Essar Steel HoldingsのJ Mehra重役(CEO)によると、過去4~5ヶ月間に状況は一変、鋼材需要は低迷している。これは決してインドだけの現象ではなく、世界的なものである。世界的に鋼材の供給過剰が生じている。同氏は政府に要求した輸入税の具体的税率に触れなかったが、他社によるとHRCに対する20%の課税もしくは3ヶ月間の輸入禁止を求めたと言う。