2008-10-27 ◆1米ドル=50ルピーの心理的防衛ライン割り込む 【ニューデリー】ルピーの対米ドル相場は24日、2005年以来最長の12週間連続の落ち込みを見、終に1米ドル=50ルピーの心理的防衛ラインを割り込んだ。 インディアン・エクスプレスが10月25日伝えたところによると、株式市場における大量の投げ売りに加え、中央銀行が金融政策の中期見直しで基準金利を据え置いたことが、ルピーの軟化に拍車をかけた。トレーダーらは、中央銀行がこの日一層の金利引き下げを発表するものと予想していた。 世界的景気後退リスクは、低利の円資金を運用して高利回りハイリスク資産に投資していた投資家に、これらの資産を処分して円を買い戻すことを強い、円の対米ドル相場を1995年8月以来の最高水準に押し上げた。 中央銀行の発表によれば、10月17日までの1週間のインドの外貨準備は2739億米ドルと、1億1800万米ドル減少、外貨建て資産も2649億米ドルと、1億1600万米ドル下降したが、金準備は85億7000万米ドルと変わらず、国際通貨基金(IMF)特別引出権も400万米ドルの水準を維持した。