2008-11-10 ◆RIL、ポリエステル/石油化学5工場を閉鎖 【ムンバイ】Reliance Industries Ltd(RIL)は従業員に依願退職スキームの条件を提示後、マハラシュトラ州Mumbai近郊Patalgangaのポリエステル/石油化学7工場中5工場を閉鎖した。 ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが11月5日、消息筋の言として報じたところによると、RILは、ポリエステル長繊維(PFY:polyester filament yarn)/ポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)/パラキシレン(PX:paraxylene)/高純度テレフタル酸(PTA:purified terepthalic acid)/直鎖アルキル・ベンゼン(LAB:linear alkyl benzene)の製造施設を閉鎖したが、PSFとPFYの第2工場の操業は続けている。 今回のRILの動きは、世界景気全般の後退を背景に、ポリエステル製品に対する需要が減退する中、収益率の向上を目指したものと言える。RILはPatalganga工場の非監督職労働者ほぼ800人に依願退職条件をオファー、これまでに約500人が退職を認めた。勤務歴3~5年の従業員には約200万ルピー(US$4万1237)の退職金がオファーされている。まだ依願退職のオファーは維持されており、残る300人の大部分も退職を受け入れるものと予想される。過去1ヶ月これらの工場の一部の設備は稼働を停止、従業員は仕事がなく、待機状態にあった。 噂では、RILはムンバイに隣接した立地条件を生かし、Patalganga工場を倉庫に転換することを検討しているもようだ。同敷地は約200エーカーで、同社はこれまでに約3000クロー(US$6.19億)を投資して来たと言う。 RILは最近、傘下Indian Petrochemical Corporation (IPCL)のNavi Mumbai工場を『Reliance Corporate Park』に転換した。同パークはグループの世界ビジネスを指揮する管制ハブになる見通しだ。 RILはグジャラート州Jamnagar製油コンプレックスのポリプロピレン工場の操業を1ヶ月停止、市況の回復を待つ方針を決めている。 またマハラシュトラ州Pune近郊Kurkumbhのモノエチレン・グリコール製造工場を、傘下小売りチェーンReliance Retailの倉庫施設に転換するため、昨年閉鎖した。