2008-11-19 ◆都市部の携帯端末販売初めてマイナス成長記録 【コルカタ】携帯電話端末販売の爆発的成長が峠にさしかかった兆しが見られ、携帯端末業界にも今後波乱が予想される。 エコノミック・タイムズが11月17日報じたところによると、市場調査会社ORGは、2008年7-9月期のトップ35都市における携帯電話端末の販売が、前年同期比3.7%の落ち込みを見たと報じた。これはインドにモバイル革命が生じて以来初めてのことだが、9月に限っては3.5%の伸びが記録され、多少救われた感がある。 ハンドセット業界は、金融危機に伴う流動性の逼迫が、市況の冷却に拍車をかけないかと懸念している。こうした中でハンドセット・メーカー各社は、農村等、新市場の開拓に重心をシフトしている。MotorolaのLloyd Mathias営業部長(インド南西アジア担当)は、都市部の消費者は携帯電話端末の買い換えに消極的になっており、このため同社は地方都市や農村市場の開拓に力を入れていると語った。Samsung MobileのSunil Duttカントリー主任は、同期間も100%近い成長を達成したとしているが、アナリストらは、同社の比較的小さいボリューム販売が、こうした成長を実現できた背景と見ている。